「Quick-EDD premium/standard (クイック・イーディーディ・プレミアム/スタンダード)」は、
データ保護、及び業務継続を目的としたソリューションです。ミラーリング(リアルタイム)バックアップを行います。
バックアップ機には本番機と同じ “ IBM i ” を用います。本番機での障害発生時には“切替え補助ツール”
を用いて切替え処理を行い、バックアップ機側で業務を継続します(本番機が復旧したらもう一度切替えを行い、業務を戻します)。
切替え補助ツールにて簡単に切替えることができます。
切替えにかかる時間は数分から1時間程度で、
本番機の環境やデータ確認の内容によって決まります。
また保護できるデータは災害発生の数秒前から数分前時点のデータが保護されます。
ネットワークや処理の遅延により保護される範囲が変動します。
また、premiumエディションはマシンのメッセージ監視機能が備わっており、障害メッセージが発生した場合には、
異常時にメールにて担当者へ通知します。
standardエディションはHA機能の自己部分についてのみ監視し、確実なミラーリング運用をサポートします。
本番機の「ジャーナル」情報(ローカルジャーナル)をプロダクトによってバックアップ機に送信する技術を採用しています。
この為、ミラーリングに必要な情報のみをバックアップ機へ転送してネットワーク上のトラフィックを抑えつつ、
バックアップ機へのジャーナル情報をプロダクトにてコントロールして送信できるため、特に機器間での完全な整合性を保てる点が特徴です。